主婦美術研究

母親になったアーティストが、志し半ばで果てないために…

インプットとアウトプットの間には「ぼー」があると思う。

その「ぼー」ができる場所ってどこでしょう。私はお風呂場で、とくにシャワーを浴びている時。

昨日は、11月に赤ちゃんを産んで以来初めて、子供ら全員と離れて小一時間ほど、タピとカフェに行けた。しかも掛川の。なので、田んぼばかりの景色を車から眺めながら、カフェに着く前からぼーっと出来た。そのカフェはとても素敵だけど飾りすぎておらず、ぼーっとしながらインプットもアウトプットもできるというような場所。こんな場所がいつか住むかもしれないところにあると、住んでからの妄想が止まらない。40代くらいの素敵な店員のお姉さんと、いろいろ話す日がくるのかなーとか。昨日は、掛川のAKI KASARAという銀彩のアクセサリーも売っていて、思わず買ってしまう。子を産んで以来、買い物はもっぱらネットばかりだったから、実際に目で見て、手にとって、身につけてみて、買うか迷って、タピにどれがいいかな〜と相談し、という行為を、とてもアナログに感じ、愛おしく思い、それで気持ちよかった。

タピに今年の抱負を尋ねながら、自分の今年の抱負を考えてみた。なんだか3人目を産んでやっと、子育て中の自分の活動の塩梅がわかってきた気がする。だから、1年間で何が目標とかどうなりたい!とか思えない。思わない、のかな。思っちゃうと焦るからか。結果を出すとか、とてもハードルが高い。活動するのでさえ、出来るか出来ないか、という様なのに。どうなっていきたいのかが現時点で少しあるから、それに向かって日々こつこつと積み重ねていくしかないのだねって。それで50代くらいで、その目指しているところにのっかれればいいなーって。そんなような事をタピに行ったら「でも去年はだいぶ色々と結果を出せてるんじゃない」と、美味しいピスタチオのケーキを食べながら言ってくれた。そうかなー?と思い返してみると、活動はできてない、とは言えないくらいは、活動はできたかも。と少し嬉しい気持ちになった。

 

家事は、インプットでもアウトプットでもぼーでもない。1日24時間あって、8時間寝て、2時間食べて、1時間お風呂だのトイレだの着替えだのして、残りの13時間くらい、少なくともせいぜい10時間くらいは家事をしているのではないか。(今はお正月でタピの在所で楽をさせてもらっているが)となると家事は、なんなんだろう。生きていく上で必要不可欠な活動。しなかったら、生活できないのだ。タスカジで作り置きを一度頼んだことあるけど、3日くらいは、メニューを考えて買い物に行って、作るって行為を免除された感があった。お金があれば家事は外注できる。すればいいってのがタピの考え。

 

じゃあやっぱり、私は自分のやりたい活動をして、それでお金を得て、そして家事を買う?のが理想的なのかもしれない。でも今は、この夜中にしか確保されない、心も体も脳もじぶんだけにできる自由時間の貴重さ具合がたまらない。条件がある中で何かを作り出すことが、何もないとこで生み出す行為より、クリエイティブ感があるように思う。それに似ている。

 

冬なのに水鉄砲で遊んでる。私の肩も頭もコリコリだがや、、、今晩は、花火でもしよまいか。

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