主婦美術研究

母親になったアーティストが、志し半ばで果てないために…

神経衰弱の予兆

22時前に子供と布団に入り、夜中の2時前から目が覚めてしまい、寝ようと試みたが、眠れない。最近、こんな感じの日が多い気がする。無理やり寝ても、なんだか時間がもったいない気がして、起きてきたものの、たまった家事は、ちょろっとしかせずに、wildという映画を見た。ある若い女性が、1600キロのトレイルを歩き、自分の過去と向き合う話。自分の過去や現在の悩みとか思い出して、涙が止まらない。最近よく泣いてしまう。ただ、こういう映画があるってことは、みーんな本当に色々あるんだろうね。

 

今夜もうまくいかなかった。

今日は長男のことばの教室という、公教育にすんなりついていけない子がサブでいく2週間に1度のクラスで、マンツーマンで専門の先生と隣の学校で授業を受ける。今日は完全にスイッチがオフだったのか、あまりにも反応の薄い息子に対して、私と同い年くらい?の女の先生は少し手を焼いていた。でも、声しか聞こえてこないが、とても長男らしい対応の仕方で、彼らしかった。それの何がいけないのか、よくわからなくなってきた。マンツーマンも時に大事だが、やはりもっと人間が周りにいて過ごす、ということの大切さもなんだか感じる。

 

とにかくオフの長男を連れて、その後、近くの行ったことのない文房具屋さんへ行った。長男は連絡帳を読解できるように書くのがなかなか難しい、現在小学2年生。だから連絡帳の中に、私が手書きで『  月  日  ようび (て)  まい (し)音読 「                  」   回…』という具合に、穴埋め方式にフォーマットを書く。それでも読めない字があることもある。他にも色々困難な事が細々とある。だからできる範囲のサポートは、文房具類で補えないか、常に模索している。今までで、一番うまくいったのは、プラスチックの大きな付箋である。これを国語の教科書の今習っているページに貼る。すると、すんなりページが開ける。遅れを取らない。先生たちにも好評で、旦那さんも自分も読書に使いたいから、ちょうだいと言ってきた。

でも、連絡帳に関しては、まだ良いアイディアがないし、なかなかベースとなる良いノートがない。ちょっと自分で作ってみようかと思う。

 

そうそう、それで何がうまくいかなかったか、というと、おやつに芋ケンピを食べさせながら自転車の後ろに乗っけて、文房具屋へ行って帰ってきて、今日敷いたばかりのホットカーペットの上に寝転んだ長男は寒くてお腹いっぱいだったせいか「これ、パパここで寝ちゃうねー」といいながら、宿題もせずに眠ってしまった。

 

19時くらいに目覚めたが、下の子はもうご飯を食べ終わったのでテレビを見ていた。なので、長男はテレビを見ながらご飯を食べることになる。それがそもそもいけなかった。下の子を静かにさせるには、テレビを付けたい。でも、上の子が宿題をしたりする時の邪魔となる。でも付けなければ、下の子は上の子にちょっかいをだす。さあ、世の中のお母さんはどうやってこの問題を解決しているのか。ぜひ教えてほしい。。。

それで、肉豆腐丼を食べようとしている長男はテレビに気を取られて、敷いたばっかりのカーペットの上に、全てぶち撒けたのだ。そこでは、一度鬼になるのを堪えた。呆然として拾えない長男に変わり、ご飯はもうこれしかないし、床も綺麗だから食べなと、私が説教たれながら、丼にそれを戻していると、長男は私の説教など全く聞こえないと言うように、まだテレビを見ている。映像の力はすごいからしょうがないっちゃーしょうがない。しかし、私に住まう鬼さんは顔を見せ始め、さあ、もう一度気を取り直して食べよう、としているのかな、と長男を見ると、またテレビをぼーっと見ていて、ちゃんと食べようともしていない。

ピタゴラスイッチ強し!

その途端、私の手は自動で彼の頭を思いっきりはたいていた。そして、猛烈に怒鳴りつけていた。もちろん長男は大泣き。そして、そのタイミングで旦那さんが帰宅。この言葉遣い、中学生の時に流行ってから辞めたいので使いたくないがまさに「最悪だ!」と思う。

 

一度、鬼になると、そう簡単には冷めない。途中で、あまりにも悪くなった家の空気をなんとか直そうともするのだが、悪循環に過ぎない。下の子が「ママ、おこらないの〜」と可愛く言うが、そこにもとばっちりの感情しかわかない。あーーーーーーーー

 

今日は、一日鬼に寝ていてほしい。お願いだから。ていうか、せめて半年に一回くらいにして、鬼がでてくるのはさ。。。嫌悪感にやられる日々。

 

でも最悪だ、と思うからいけないのだ。旦那さんが帰ってこなかったら、もっと悪い状況になっていたかもしれない。常をベストじゃなくても、まあベターなのだと思おう。思いたい、、

f:id:saeinukai:20181031050328j:image